レスリング会長、謝罪し丸刈り

レスリングの世界選手権代表が14日、米ラスベガスでの大会を終えて成田空港着の航空機で帰国した。13連覇の吉田沙保里ら女子とは対照的に、男子はフリー、グレコともに5位以内のリオデジャネイロ五輪出場枠を獲得できなかった。史上最低の結果に、日本協会の福田富昭会長は頭を丸めて帰国会見に登場。「男子は1つも五輪出場枠を取れなかった。強化費など公の金をいただいている。非常に申し訳ない」と懺悔した。
男子の低迷について福田会長は体力、技術以前の格闘精神の不足を指摘。「素質がある選手はたくさんいる。やれるのにやれなかったことに問題がある。気持ちで逃げている。恐怖心を乗り越えないといけない」と続けた。かつてレスリングではライオンとにらめっこや、ハブとマングースの戦いに闘争心を学ぶなどユニークな練習を取り入れてきた。「直接、ガンガン指導する」と福田会長。来年リオに向けて精神力を鍛え直す新たなトレーニングを導入する意向だという。
ライオンとにらめっこしたり、ハブとマングースの戦いを見ることが本当に格闘精神の鍛錬につながるのかどうかはわからないが、新たなトレーニング法で強くなって、次のオリンピックで活躍してくれることを期待したい。