古文書が読める?

「読めない字を解読します。」漢字の画像を入力すると、木簡や古文書の中からよく似た字を探し出してくれるシステムの運用が25日から始まったそうだ。奈良文化財研究所と東京大史料編纂所が共同で開発。そうしたシステムは初めてで、研究者だけでなく一般の人もインターネットで無料活用できるという。
両機関はこれまで、漢字入力によって木簡や古文書の文字を検索できる、2つのデータベースを共同で運用してきたそうだ。今回、それらのDBを援用。知りたい漢字1文字をデジタルカメラで写すなどして画像ファイルにし、HPの所定欄に入れると似た漢字の画像と出典、楷書体の漢字が表示される仕組みだという。
収録しているのは主に奈良時代の木簡の約650字と、奈良~江戸時代の手紙や記録、書物などの約5800字。代表的な漢字を選んだという。
「似ている度合い」を機械的に判断するため、人の目では似ていると思えない字が示され、判読につながる可能性があるという。
編纂所の井上聡助教は「古文書の解読に取り組む方々から問い合わせをいただくこともあるが、なかなか応じきれなかった。最先端の研究から趣味まで、広く役立つと思う」と話す。
画像で感じが判読できるというのは便利だ。古文書の解読以外にも使えそうだ。

雪不足、わずか18日間でスキー場終了

今冬は、暖冬による雪不足で全国のスキー場など観光地が悲鳴をあげていた。湖が凍らないのでワカサギ釣りができない、雪が足りないので人口雪をふらせたスキー場もあった。営業開始が大幅に遅れたスキー場も多い。
例にもれず雪不足だった兵庫県宍粟市波賀町戸倉「ばんしゅう戸倉スノーパーク」は、昨季より約2週間早い3月1日で営業終了としたいう。リフトが動かせたのはわずか18日間。入場者数は7030人で、記録が残っている1978年以降で最少の年となった。
同スキー場では、まず約1カ月遅い営業開始となった。リフトの運行を始めても寒気は続かず雪が不足し運休。後に運行を再開したが、高域には雪が少なく、ゲレンデ下の子ども向けスペースだけ開放する形となってしまった。このため、全体営業日数は41日間。
最終日は久々の大雪で、新雪が約30センチ積もった。しかし今後も気温の上昇が見込まれるためリフトは動かさず、営業終了の予定は変えなかった。子供たちは新雪に大喜びし、遊びまわった。
広瀬豊支配人は「お客さまにも従業員にも申し訳ない年だった。教訓を生かし、雪不足に対応できるゲレンデに改良したい」とコメントした。
スキー場は冬でなければ営業できないので、この冬は相当痛手となっただろう。寒すぎるのも問題だが、次の冬はもっと雪が降るといいのだが。